ビジネスノートPCの代名詞、パナソニックの「Let'snote」と言えば、一度は買いたいけどいまどきのNetbookと比べて価格差が……と思うビジネスパーソンも少なくないだろう。そんな声を受けて、Let'snoteブランドのエントリーモデル「Let'snote LIGHT R8」が登場した。
といっても、Netbookのようなまったく異なる製品にLet'snoteブランドを冠したわけではない。CPUをCore 2 Solo(シングルコア)に変更し、ミニポートリプリケーターやモデムなどを省略、Officeもインストールしないなどの低コスト化を図った結果だ。
筐体は既存のLet'snote R8をベースにしており、76cm動作時落下や100kgfの加圧振動、キーボードの全面防滴仕様など、タフネスボディーはR8を継承している。
主なスペックは、CPUがCore 2 Solo SU3500-1.40GHz、メモリーが2GB(最大4GBまで増設可能)、HDD 160GB、TPM(セキュリティーチップ)は非搭載など。OSはWindows Vista Business SP1で、Windows XP Professional SP3へのダウングレードDVDが同梱する。価格はオープンプライスだが、予想実売価格は15万円前後。R8に比べて4万円ほど安くなっている。
なお、同社直販サイト「MyLet's倶楽部」では160GB HDDを64GB SSDに換装したモデルが販売される。価格は16万9700円~で、同社のSSD搭載Let'snoteで最も安価なモデルとなる(現行ではSSD搭載R8が21万4950円~)。カラー天板などのカスタマイズにも対応する。
スペック強化のR8/W8ブラックモデルが店頭販売へ
従来MyLet's倶楽部でのみ販売されていた、メモリー3GB標準搭載でつや消しのブラック天板を採用した「ブラックモデル」のLet'snote R8/W8が、店頭でも販売される。メモリーと天板カラー以外のスペックは従来のシルバーモデルと同様。価格はR8が20万円前後、W8は22万円前後。