マイスターは、マイクロソフトの作図ソフト「Microsoft Office Visio」(以下Visio)で作成した図面を3D化するVisio用アドインソフト「ViXAM(ヴィグザム)」を6月1日にリリースする。予定価格は15万円。
ViXAMは、Visioの画面からXAML(ザムル。マイクロソフトが開発したXMLベースのマークアップ言語で、ソフトウェアのウインドウやボタンをはじめ、2D/3Dオブジェクトが記述できる)を生成するエンジンを搭載し、これによりVisioデータの3D化を実現している。
作成した3Dデータは、同社のWebサイトから無償提供される専用ビューア「ViXAM Viewer」で表示できるため、ViXAMユーザー以外への配布も可能となっている。
今後マイスターでは、ViXAM Viewerで利用しているWPFコントロールのコンポーネントをSDKとして提供する。これによって、ビューアを組み込んだ独自のアプリケーション開発を目的としたベンダーに、ViXAMを利用したソリューション開発を促していくとしている。また、ViXAMを使った立体化に対応したVisio図形の作成業務も行なう。