前記事で紹介した3モデルは突出した特徴を持つモデルだが、auはスタンダードなケータイとはいえ機能がイマイチというわけではない。意外とスペックも高めで「ほかに似たようなケータイがあるなあ」なんてことがない。auの場合、どの機種も他のモデルとダブらないのだ。ソーラー充電機能も製品の投入ではauが先になる。
こっちのソーラーケータイは細かい工夫で一杯!
ソーラーフォン「SH002」
ソーラーケータイの製品発表会ではソフトバンクに先を越されたが、こちらは実機が展示されており(ソフトバンクはモックアップのみ)、実際に充電するデモや防水機能のデモが行なわれた。
ソーラーパネルでの細かい表示はソフトバンクモバイルの端末と違う。発表会では実際に強い光を当てて充電するデモもあり、その際ソーラーパネルの下にあるサブディスプレイに充電中のアイコンが表示されていた。蛍光灯など室内で充電するのは難しいが、晴天時の太陽光なら順調に充電できるとのこと。また通話できる時間を四角のアイコンで示し、アイコンが1つあると通話が1分、5つあると5分といった情報が一目でわかるのも便利
充電量が表示されたデモ。10分充電して1分通話(待受2時間)が目安。ただし充電し過ぎるとバッテリーが熱くなる可能性もあるため、ソーラー充電だけでは満充電にならない仕組みとなっている。またそのようにバッテリーが熱くなると専用のホットマークが表示されるという
バッテリーはパーセント表示になっている。画面に大きく表示するだけでなく、通常のメインディスプレイの上に表示されるアイコンや、サブディスプレイのアイコンも同じ
カメラは520万画素。すでに発表されているソフトバンクモバイルのソーラーケータイよりも小さめだが、ケータイでは十分高機能。防水仕様になっているのと、「夏前に発売する」ということから注目度大だろう
ゴツさナンバー1 アウトドア最強ケータイ
「G'zOne CA002」
根強い人気のG'zOneの最新モデル。前モデルW62CAのデザインや機能を引き継いだ防水・耐衝撃ケータイである。今回はセンサー機能が強化され、アウトドアに非常に役立つマニアック過ぎる機能が売りだ。
背面部のデザインが大きく変わっている。カラーは写真のブレイズレッドとストーンブラック。実は女性ファンも結構多い
目的地をあらかじめ設定(緯度経度での入力も可能)しておくと、その方向を自動的に指すコンパスが搭載されており、旅行や登山をサポート。また、遊びに行った場所の日時、緯度経度、温度を登録できる機能もある。他にもG'zGEARの各種センサーは各種そろっており、釣りに便利なタイドグラフから、高度計、太陽の位置がわかるもの、月の満ち欠けがわかるなど、釣り好き人間の筆者の心をグイグイ惹きつける