映画の字幕で語学力アップ
14日、パソコンソフトメーカーのソースネクストと、映画会社のパラマウントが、パソコンソフト事業における業務提携をしたと発表した。
USBメモリーで様々なソフトを発売するという画期的な販売システムを構築したソースネクストだが、パラマウントが持つ良質な映画コンテンツを活かして、パソコンの特性を使った映画コンテンツの視聴方法を広めていくことで、映画市場やパソコンソフト市場の発展に繋がるということで、両社が合意した。
ソースネクストは、映画を使った英語学習ソフト「超字幕」を6月19日から順次発売していく。生きた英語が大量に使われている「映画」(洋画)に着目し、従来のDVDのように鑑賞できるだけではなく、セリフ単位でのリスニングや発音練習ができるようなプログラムが用意されている。英単語の検索には、46万語が収録されている研究社の「リーダーズ英和辞典」「リーダーズ・プラス」を搭載しているので、意味や用法まで詳細に調べることができる。
ソフトは2GBのUSBメモリーに格納され、主に光学ドライブのないNetbookユーザーが対象になる。また、HDDにインストールすれば、USBメモリーなしでも映画プログラムを起動できる。ただし、DRM(著作権保護)技術により、原則としてインストールは1台につき1回のみ。最初にネットでの認証が必要になる。
6月19日に発売される第1弾は17タイトル。今後もタイトルを増やしていくとのことで、苦手な英語を克服したい人や映画ファンは楽しみにしていよう。