「“情報をアートする”グラフ共有サイト」――そんな特徴あるキャッチフレーズを持つウェブサービスを、フィルモア・アドバイザリーが開始した。
同社が12日に公開した「vizoo」のβ版は、株価・為替・企業決算・経済指標などの経済データを簡単にWebブラウザー上でグラフ化でき、それに対するコメントを共有できるサービス。グラフは折れ線や棒グラフ、円グラフなどさまざまな形式が選べるほか、外部のブログに埋め込むこともできる。
同社では「まじめな経済データにアート感覚やスタイルを持ち込むことで、それらをより身近でクリエイティブなものにしたいという思いと、データそのものよりもその解釈や切り口という人間ならではの要素にこそ価値があるという思いが込められています」としている。
サービスはβ版として当面個人向けに無料で提供するが、より高度な機能や広範な経済データとセットにした有料パッケージサービス「vizoo Pro」(ビズー・プロ)の提供も予定。金融機関や事業会社、教育機関向けに展開していくという。