ヒートシンク部を2基の冷却ファンで挟み込んだクーラーマスター製の新型CPUクーラー「Hyper N620」と「Hyper N520」の2モデルが明日から発売となる。
Hyper N620
上位モデル「Hyper N620」は、6本のヒートパイプと大型アルミフィンで構成されるヒートシンク部を2基の120mmファンで挟み込んだようなデザインが特徴。また、ヒートパイプ付近にファンの風が最も強く当たるようファンの取り付け位置を左右にずらしているのもポイント。ファンの特性を生かし、ファン位置をヒートシンク中心から外側にずらすことによって、ヒートパイプ付近に強い風が当たり、ヒートパイプ付近を集中的に冷却する事が可能となったという。
120mmファンはブルーLED/PMWタイプで、回転数は800~2000rpm、ノイズレベルが16~28dBというスペック。1基が吹き付け/もう1基が吹き出しとなる。その他、全体のサイズは96.4(W)×140.8(D)×160.7(H)mm、重量847g。対応ソケットはLGA 1366/775、Socket AM2+/AM2/940/939/754。明日から販売するT-ZONE.PC DIY SHOPでは、価格8580円となっている。
Hyper N520
同時発売の「Hyper N520」は、「Hyper N620」の姉妹モデルにして廉価版といったCPUクーラー。全体のサイズは102.5(W)×122.35(D)×141(H)mmと小型化したのに伴い、ヒートパイプは5本、冷却ファンは回転数1800rpm固定の92mmタイプとなっている。その他、ファンの取り付け位置を故意にずらして冷却効率を上げているという基本コンセプトや、対応ソケットは同様だ。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで7650円だ。