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2年間ライセンス版を提供開始――4月モデルから

この春、Office 2007入りNetbookが増える!?

2009年04月16日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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 今やNetbook/UMPCをビジネスシーンで見かけることも珍しくなくなった。しかし、光ドライブを内蔵していなかったり、ストレージの容量や価格などの兼ね合いからOfficeアプリを省略するモデルが多いのも事実だ。

「Office Personal 2007 2年間ライセンス版」の情報ページ

「Office Personal 2007 2年間ライセンス版」の情報ページ

 マイクロソフトは15日、Netbook向けとして「Office Personal 2007 2年間ライセンス版」を提供開始したと発表した。これは市販パッケージではなく、Netbookのメーカー向けに提供されるもので、購入者はユーザー登録(アクティベーション)から2年間は通常版と変わらずフル機能が利用できる。

 メーカー向けなので価格などの詳細は明らかにされていないが、通常のプレインストール版と比べて、割安にプレインストールできるとしている。つまり、Office Personal 2007プレインストールのNetbookが安く販売される(可能性がある)というわけだ。

 なお、2年後にライセンスが切れたあとは「機能制限モード」になり、ファイル変更後の保存や新規作成ができない(作成済みファイルの閲覧、印刷などは可能)。この場合でも、アップグレード版(もしくは通常版)を購入してライセンス登録すれば、引き続き通常版として利用可能となる。

 2009年4月15日現在、2年間ライセンス版のプレインストールを表明しているメーカーは以下の通り。搭載製品は今月以降、順次発売される見込みだという。

  • ASUSTeK Computer
  • NECパーソナルプロダクツ
  • エプソンダイレクト
  • デル
  • 東芝
  • 日本エイサー
  • 日本ヒューレット・パッカード
  • 富士通
  • レノボ・ジャパン

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