中部テレコミュニケーション(株)、(株)ケイ・オプティコム、(株)エネルギア・コミュニケーションズ、(株)STNet、九州通信ネットワーク(株)、沖縄通信ネットワーク(株)の6社の電力系NCC(New Common Carrier)は14日、家庭内の電気配線を利用する通信方式“高速PLC”のトライアルを共同で実施すると発表した。期間は同日から2007年3月31日まで。
同トライアルは、試験環境下では得られなかったユーザーのニーズや利用方法、実利用環境における課題などを調査するために行なう。対象となるのはNCC各社のサービスを受けているユーザーでトライアルの案内は準備が整い次第、各社のホームページなどで行なう予定とする。
6社の対応するサービスは、中部テレコミュニケーションが“コミュファ光”、ケイ・オプティコムが“eo光ネット”、エネルギア・コミュニケーションズが“MEGAEGG”、STNetが“ピカラサービス”(ダイアルアップを除く)とCATVインターネット、九州通信ネットワークが“BBIQ”、沖縄通信ネットワークが“ひかりふる”となっている。
トライアルに必要となる“HD-PLC”対応の高速PLCモデム『HD-PLC』はトライアル終了後にユーザーにプレゼントするという。