東日本電信電話(株)は22日、つながりにくくなっていた光IP電話サービス“ひかり電話”が通常の状態に復旧したと発表した。これは、連休明けの19日(火曜日)から21日までの3日間、通話の集中に対して行なった通話制御を発端とするつながりにくい状況が解消し、通常通り利用できるようになったというもの。
同社では、原因として、19日に関しては、呼制御サーバーの一部サービス機能がソフトの不具合で処理増加に対応できず、輻輳が発生、さらに中継系呼制御サーバー影響を受けて輻輳したと説明している。また、20日に関しては、19日の輻輳から回復した際に、中継系呼制御サーバーが完全な初期状態に戻らなかったため輻輳を生じたと推測しているという。
同社では、ソフトの不具合について、22日に安定性を確認したうえで、23日に修正するとしている。