ソースネクスト(株)は20日、手書き文字からフォントを作成するソフト『まるで手書き』を10月7日に発売すると発表した。価格は1980円。
トップ画面 | 手書き文字認識 | フォントに好きな名前を付けてワープロなどで利用できる |
『まるで手書き』は、手書き文字を認識してフォントを作成するソフト。200文字の手書き原稿をスキャナーで読み取り、作成モードとベースフォントを指定することでフォントを作成できるのが特徴。作成モードには、手書き原稿にある文字をそのままフォント化してベースフォントの同じ文字部分を置き換える“手書き直接モード”、200文字の手書き原稿から抽出したくせ情報を平均化してすべての文字に付加する“自動生成モード”、手書き原稿の200文字には文字ごとに個別のくせ情報を抽出して付加し、原稿にない文字には平均化したくせ情報を付加する“個別くせモード”の3種類が用意されている。
『まるで手書き』 |
ベースフォントは“AR ペン楷書体L”“NSK 白洲ペン楷書体”“セイビ細楷書体”の3種類が利用できる。生成可能なフォント領域は、ひらがな/全角カタカナ/全角英数/漢字(JIS第1/第2水準6355文字)/記号(一部を除く)。作成したフォントには任意の名前を付けることができ、ワープロソフトなどのアプリケーションで利用できる。
対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE/98。対応機種はPentium II-500MHz以上を搭載したPC/AT互換機。必要なHDD空き容量は原稿画像用に約8MB、くせ情報用に1原稿あたり約20MB、生成フォント用に1書体あたり3~6MB。なお、製品の開発元はイースト(株)。