ソースネクスト(株)は14日、個人情報などの重要な情報を専門知識がなくても暗号化したまま扱えるようにするセキュリティーソフト『データプロテクト』を10月14日に発売すると発表した。価格は1980円。
暗号化前 | 暗号化後 |
『データプロテクト』 |
『データプロテクト』は、個人情報を含むような重要なフォルダーやファイルを暗号化し、パソコンの起動時に“データ保護パスワード”を入力してログオンした場合にのみ、暗号化した情報を通常通りに扱えるようにするソフト。保護するデータは、初期設定では、マイドキュメント、Outlook/Outlook Expressのアドレス帳、オートコンプリート履歴、Internet Explorerの“お気に入り”“履歴”、クッキーなど。ログオンすると、保護されているフォルダーやファイルのアイコンが鍵マーク付きで表示され、ログオフすると読めないアイコンに変わってアクセスできなくなる。パスワード入力の代わりにUSBメモリーなどの外部メディアをキーとして利用することも可能(登録可能キーは1個)。
メールに添付する場合など、データを外部に持ち出す場合には、読み取り専用パスワードを設定して圧縮/暗号化して送信することもできる。自己解凍形式も選択可能。そのほか、米国国防総省の“DoD5220.22-M規格”準拠の消去アルゴリズムを利用したデータ消去機能“データシュレッダー機能”も用意されている。対応OSはWindows XP//2000/Me/98 SE/98。開発元はEugrid(株)。