これまでにも一定の需要はあったが、最近になってポータブルオーディオプレーヤの普及で注目が集まり始めているのがヘッドフォン。1000円未満の“聴ければOK”というレベルから、上を見れば6万円台~7万円台の高級品まで、店頭に並ぶ製品はまさしくピンキリ。その中で、比較的購入しやすい価格で、かつ低価格製品との音質の差がわかるようになってくるレベルは1万円台からと言われている。そこで今回は、1万円以上2万円未満の製品にターゲットを絞り、秋葉原と新宿の量販店での実売価格を調査した。
まさにピンからキリまでといった感のあるヘッドフォン。音質の差が実感できるのは1万円台からと言う |
この価格帯で、他社を圧倒する数のモデルを展開しているのがオーディオテクニカとSENNHEISER。特にオーディオテクニカは携帯性に優れるインナーイヤー型の製品もラインナップしており、多くのショップで販売されている。またソニー「MDR-NC50」をはじめとするノイズキャンセリング機能付き製品も最近の流行となっている。