“新3種の神器”と呼ばれるまでに成長したHDD&DVDレコーダ。あるショップの店員によると、売れ筋のメーカーは「東芝、松下電器産業、ソニーの3社」とのことで、最近の傾向として「機能差はあまりなくなってきており、搭載されているDVDドライブの性能などで購入する人は以前よりも少なくなってきている」という。
モデルの切り替わりが近い時期ということで、価格は下落中 |
では、どこを判断基準にしているのか?前出の店員によれば「EPG(電子番組表)の使い勝手が決め手。iEPGやEPGの差以外に、キーワードを入力すると、それに合致する番組を自動的に録画するソニーの製品が人気が出てきている」とのこと。ユーザーの指向はHDDの容量や搭載されている記録型DVDドライブのスペックよりも、使い勝手を重視する方向へのシフトが顕著なようだ。では、とくに売れ筋の製品はどれかと聞いてみたところ「松下電器産業の“DMR-E330H”と東芝の“RD-X5”が双璧ですが、どちらかというと“RD-X5”に軍配が上がる」とのこと。
今回はこれらの状況を踏まえ、秋葉原および新宿の主要ショップでHDD&DVDレコーダの価格調査を実施した。
画像が見付かりません 11113..jpg | 各ショップで人気という東芝製「RD-X5」。チューナを2基搭載した最上位モデル |