Pentium Mマザーボードといえば、今月発売されたAOpen製「i855GMEm-LFS」が人気となっているが、今週月曜日にDFIからも対応マザーが登場している。「855GME-MGF」という製品で、価格が2万8980円と安価なのが特徴だ。
DFIの「855GME-MGF」チップセットに“i855GME+6300ESB(Hance Rapids)”を採用 |
現在、約2万9800円前後で販売されているAOpen製品をさらに下回る価格設定となっているところで、Pentium Mマザーとしては最安の製品となる。また、Micro ATXフォームファクタとなるマザー本体のスペックもなかなかユニークで、チップセットに“i855GME+6300ESB(Hance Rapids)”を採用。それにより、PCI-Xスロットを1本搭載するほか、Serial ATAポートも2つ装備されている。ほかにAGPスロットも用意されており、全体の構成はAGP、PCI-X、PCI×2、DDR DIMM×2というものになる。また、チップセット統合のVGAやサウンド、IEEE1394、ギガビットイーサネットなどをオンボード。基板デザインは異なるが、全体的なスペックは以前こちらで紹介したリコー製「FB8M」(未発売)と良く似たものとなる。
拡張スロット全体の構成はAGP、PCI-X、PCI×2、DDR DIMM×2というものに | チップセット統合のVGAやサウンド、IEEE1394、ギガビットイーサネットなどをオンボード |
付属品には専用CPUクーラーのほか、Serial ATAケーブルやドライバCDが付くが、マニュアルやバックパネルが付かない点は注意が必要。さらにSpeedStep機能の対応状況も不明だ。それでも2万8980円という価格はかなり魅力的だが、残念ながら入荷したドスパラ本店ではすでに完売しており、次回入荷は11月とのことだ。
Serial ATAケーブルやドライバCDが付くが、マニュアルやバックパネルが付かない点は注意が必要だ | 2万8980円という価格はかなり魅力的だが、残念ながら入荷したドスパラ本店ではすでに完売しており、次回入荷は11月ということ |