俺コンハウスに、謎のAOpen製Pentium Mマザーボードが展示されている。型番は“UX855GME”。横長のFlexATXフォームファクタで、形状を見ただけでピンと来る方も多いことと思う。その正体とは――?
俺コンハウスに展示されている謎のマザー。正体は―― |
実はこのマザーボード、同社から近日発売予定のキューブ型ベアボーンPCに搭載されるマザーボードなのだ。予定されている製品名は「XC Cube EZ855」。AOpen製キューブ型ベアボーンPC「XC Cube」の名が冠されているが、筐体はまだ姿を見せておらず、デザインやベイ数などのスペックは不明。
型番は“UX855GME”。同社から近日発売予定のPentium Mキューブ型ベアボーンPC「XC Cube EZ855」に搭載される予定だ |
チップセットは“i855GME”、拡張スロットはAGP×1、PCI×1、DIMM×2で、IEEE1394、Realtek製“RTL8110SB”チップによるギガビットイーサネットがオンボード。バックパネル部のインターフェイスはマウス/キーボード、シリアル、D-Sub15ピン、IEEE1394×1、USB2.0×2、ギガビットイーサネット、S/PDIF、オーディオ3端子。
AOpenによると価格は未定ながら、発売は11月下旬から12月を予定しているとのこと。要注目の存在といえよう。
パックパネル部の構成はごくオーソドックス。ケースがまだ姿を現さないため、全面インターフェイスがどうなるかはまだ不明 | 上がRealtek製ギガビットイーサネットチップ“RTL8110SB”、下がIEEE1394コントローラ。ちなみにチップセットが機能を持たないためSerial ATAポートはなし |