イギリスのケースメーカーhoojumから、アルミを削り出して作製したMini-ITX対応キューブ型ケース「Cubit3」が登場した。アルミの肉厚は5mmという贅沢なもの。カラーはブラック、ホワイト、スカイブルー、ブルー、ピンクの5色が用意されている。
イギリスの職人が作るアルミ製ケース「Cubit3」 | 「Cubit3」はカラーはブラック、ホワイト、スカイブルー、ブルー、ピンクの5色が用意される |
フロントパネルには、電源スイッチのほかに、USB端子×2と4ピンのIEEE 1394コネクタが用意されている | アルミの肉厚は5mmとかなり厚い |
筐体はアルミをくり抜いて作製されており、筒状のケース本体にフロントパネルと背面パネルで蓋をする形となる。フロントパネルには、USBコネクタ×2と4pinのIEEE 1394コネクタ×1を用意。フロントパネルにはスロットインタイプ、かつスリムタイプの光学ドライブを利用することを前提としたスリットが用意されているのみで、通常の5インチタイプのトレイ式の光学ドライブは使用できない点には注意。同社のウェブページによれば、、パナソニックのスロットインタイプドライブ「CW-8122」「CW-8123」「UJ-815-B」「UJ-825」に対応とのこと。秋葉原でも流通量は限られるため、対応ドライブを見つけるのにはやや苦労しそうだ。
フロントパネルは、四隅のネジを外すことにより取り外せる | マザーボードやドライブを設置するとこのようになる |
内部にはスロットインタイプのスリム光学ドライブベイと、3.5インチシャドウベイを1つずつ用意。3.5インチシャドウベイは、アルミの専用マウンターで6段階に高さを調整できる。電源はACアダプターから付属の変換基盤を介してマザーボードに供給されるが、電源容量は不明。サイズは210(W)×210(D)×147(H)mm、重さは2.5kg。価格はOnenessで、4万9800円。
スリムサイズでスロットインタイプの光学ドライブと、3.5インチのHDDを配置するスペースが1カ所ずつ用意されている | 3.5インチのHDDを設置するスペースは、アルミの専用マウンターで6段階に高さを調整可能 |
同梱のACアダプターは、付属の電源変換基盤に接続する | 電源変換基盤。基板上には24ピンの電源コネクタが見える。ここからマザーボードに電源ケーブルを接続する |