新製品を含む秋冬商戦向けのセイコーエプソンのデジタルイメージング関連製品 |
- “オールフォト・カラリオ”『PM-A900』
- 10月22日発売、4万円台後半
- “オールフォト・カラリオ”『PM-A870』
- 10月7日発売、3万円台半ば
- “オールフォト・カラリオ”『PM-A700』
- 10月7日発売、2万円台前半
- “オールインワン・カラリオ”『PX-A550』
- 10月7日発売、1万円台後半
- “カラリオプロセレクション”『PX-G5000』
- 11月12日発売、6万円台後半
- “カラリオプロセレクション”『PX-G920』
- 10月7日発売、4万円台前半
- “カラリオ・プリンタ”『PM-D770』
- 10月7日発売、2万円台後半
- “カラリオ・プリンタ”『PM-G820』
- 10月7日発売、2万円台半ば
- “カラリオ・プリンタ”『PM-G720』
- 10月7日発売、1万円台後半
- “カラリオ・スキャナ”『GT-X800』
- 11月下旬発売、4万円台半ば
- “カラリオ・スキャナ”『GT-F600』
- 10月上旬発売、2万円台後半
- “Photo Fine Digital”『L-500V』
- 10月下旬発売、4万円台前半
- “Photo Fine Player”『P-2000』
- 10月下旬発売、5万円台後半
製品発表に合わせて開催された記者説明会では、同社代表取締役社長の草間三郎氏、同社取締役・情報画像事業本部本部長の平野精一氏、IJP事業部事業部長の三村孝雄氏、エプソン販売(株)取締役社長の真道昌良氏が出席、この秋冬商戦への意気込みや展開、製品説明、市場動向などについて説明を行なった。
同社代表取締役社長の草間三郎氏 |
まず登壇した草間氏は、現状の国内インクジェットプリンター市場について、「市場の伸びが我々の予想を下回ってはいる」と述べたが、新技術や新製品の投入により「(市場を)さらに伸ばし、シェアの拡大を図りたい」とした。また、国内市場における重点製品は複合機だとして、これまで1製品だった複合機のラインナップを4機種に強化、この秋冬商戦は従来機種も含めた全14製品の展開とし、「絶対的な国内シェアを獲得したい」と意気込みを語った。
同社取締役・情報画像事業本部本部長の平野精一氏 | エプソンのインクジェットプリンター事業における取り組み |
草間氏に続いては、平野氏が現在のユーザー動向や製品戦略について説明。デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の普及により個人/家族が持つデジタル画像データが増加し、DVDやデジタルTV市場の順調な成長に伴ってデジタル画像/映像がより身近になっていることから、デジタルイメージング市場は今後さらに拡大していくと予測、「“エプソン=フォト”を目指して、新しい写真文化を創造していく」と述べた。これに向けて同社のインクジェットプリンター事業では「“お店プリント+α”を提供していく」ことを目標として、“簡単”“なんでも”“楽しく”“満足”の4つを満たすプリント環境を整備し、家庭での写真プリントモチベーションを喚起していくとした。
また、市場の動向としては、インクジェットプリンターの写真印刷機能の強化と複合機化がますます進み、特に複合機の占める割合はさらに上昇するとの見解を示し、同社の目標値としては、全体の45%が複合機となるよう製品の展開を進めていくと述べた。
IJP事業部事業部長の三村孝雄氏 | エプソン販売・取締役社長の真道昌良氏 |
三村氏の製品解説に続いて登壇した真道氏は、秋冬商戦における販売戦略について説明。インクジェットプリンター市場の複合機化へのシフトの促進、ホーム写真プリントの更なる普及活動の推進の2点を柱に、市場規模202万台と予測される年末商戦において、50%のシェアを目標に事業を進めるとした。さらに、イメージキャラクターには、昨年に引き続いて松浦亜弥さんと、今シーズンから新たにモーニング娘。を起用。ブランド全体を紹介する“全権大使”を松浦さん、各機能を紹介する“特命大使”をモーニング娘。の各メンバー、というように配役した新CMなどで、「エプソンらしく賑やかに」プロモーション活動を行なうとした。