また、未だに入荷待ち状態のショップも多い人気製品『iPod mini』は、ズラリと店内に用意された。同社広報によると、オープンのために用意されたiPod miniは数千台。1人が購入できる台数にも制限が設けられていなかった。やはりiPod miniを抱えている人の姿を多くみかけた。
入り口付近に積み上げられたiPod mini | iPod miniの購入個数に制限は設けられていないようだった |
店内は1階と2階あわせて500m2。1階がデスクトップパソコンやノートパソコン、iPod/iPod miniやその関連製品がメインとなっており、2階にはシアターやキッズコーナー、サポートや各種相談を受け付ける“Genius Bar”が用意されている。アップルストア心斎橋には55名のスタッフを配置しているが、“Genius Bar”には8名の専門知識をもったスタッフが配置されている。
1階は『iBook G4』や『iPod mini』などを展示 |
2階には専門知識を持ったスタッフが常駐する“Genius Bar”やプレゼンテーションに使われるシアター、ソフトや周辺機器が並ぶ |
なお、取材を進めているうちに気がついたのが、報道関係者に混じってアップルコンピュータのスタッフを取材をしている黄色いTシャツの子供たちの姿だった。ある子供はデジタルビデオカメラで店内を撮影し、またある子供はマイクを向けてインタビューを行なっていた。実は、この子たちは神戸にあるカナディアンアカデミーの学生。8歳から17歳まで15名の有志で取材にやってきた。リーダーのポール・モーア(Paul Moore)君(17歳)は「アップルはファンがスゴい。こんなカンパニーはほかにないですよね。オーナーに取材をしましたが、オーナー自身もアップルがすごく好きなんだということが伝わってきました」と取材の印象を話した。今回の取材のようすはiMovieで編集してアップルコンピュータのホームページで公開するほか、2階のシアターでプレゼンテーションを行なう。
神戸のカナディアンスクールの生徒たち。オープンのようすをデジタルビデオカメラなどを使って取材。彼らが取材・編集した内容がアップルコンピュータのウェブサイトで公開されるほか、10月には同店でプレゼンテーションされる |
同社では来年早々にも名古屋に3号店をオープン予定としている。