【ワイヤレスジャパン2004 Vol.6】京セラ、発売前の携帯電話『W21K』を展示――「携帯に対する3つのニーズをバランスよく満たした」
2004年07月23日 20時53分更新
京セラ(株)のブースでは、KDDI(株)/沖縄セルラー電話(株)の最大2.4Mbpsのデータ通信が可能な第3世代携帯電話サービス“CDMA 1X WIN”に対応した携帯電話『W21K』が展示されていた。KDDI/沖縄セルラー電話の7月中旬開催の記者発表会で発表された機種で、8月上旬に発売される予定。
W21Kとコンパニオン。写真撮影/編集機能の“顔変形モード”を起動し、目・鼻・口などをマークに合わせて“自分撮り”をしているところ |
顔変形モードで撮影した写真を使って、9タイプの“ヘン顔”を作れる | 「この“新幹線”タイプの変形が一番気に入ってます。誰にも負けないですよ!」(普段からヘン顔の撮影にハマっているというコンパニオン談)。新幹線タイプの変形は“200系”のデザインをベースにしているのだろうか? |
7月中旬の発表会では、W21Kのほかに三洋電機(株)製造の『W21SA』とソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)の『W21S』も紹介された。3機種とも“W21x”という型番だが、W21SAとW21SがGPSの位置情報を地図上に表示する新サービス“EZナビウォーク”など多数の機能を持つハイエンド機種であるのに対して、W21Kは、マルチメディアコンテンツを配信する“EZチャンネル”などCDMA 1X WINの特徴的なサービスに対応しつつ機能をできるだけシンプルにした、いわばCDMA 1X WINの入門機種にあたる。本体サイズは幅約49×奥行き25×高さ98mmと、GPSアンテナを内蔵する2機種に比べて高さ(厚み)が7~4mm程度コンパクトになっている。
イベント会場でW21Kの商品企画を担当した、移動通信機器統括事業部 マーケティング部 販売促進部 責任者の藤本英明氏に、W21Kの狙いなどについて伺った。
移動通信機器統括事業部 マーケティング部 販売促進部 責任者の藤本英明氏 |