はやくも秋葉原に登場した初の2層式メディアDVD+R DL(Double Layer)に対応したソニー製DVD±Rドライブ「DRU-700A」 | DVD+R DLに対応する以外には、目立った特徴は見当たらない |
これまでの記録型DVDメディアが片面1層構造で容量4.7GBだったのに対し、片面2層構造を採用することで2倍となる8.5GBのデータ容量を実現するDVD+R DL(Double Layer)メディア。その書き込みに対応したソニー製ドライブ「DRU-700A」が、はやくも秋葉原に登場した。販売しているのはOVERTOPで、価格は2万4980円。同製品には、こちらも初登場となるDVD+R DLメディアが付属しているのも注目点のひとつだ。
ベゼル部にはDouble Layerの文字が見える |
スペックは、書き込み速度がDVD+R DLが2.4倍のほかDVD+R×8/DVD-R×8/CD-R×40で、書き換え速度はDVD+RW×4/DVD-R×4/CD-RW×24、読み込み速度がDVD-ROM×12、バッファ2MBというもの。ライティングやオーサリングが統合された「Nero software suite for SONY」が付属するほか、ブラックの交換用ベゼルも付属している。
また前述したように三菱化学のPCデータ用DVD+R DLメディアも1枚付属。未だに単品発売されていないものだけに、購入者にとっては貴重な1枚となるだろう。本日販売を開始したのは1店舗のみだが、明日15日からは多数のショップで販売が始まる予定となっている。
なお、ソニーのウェブサイトのDVD+R DLメディア対応ドライブ表によると、今回発売された「DRU-700A」の旧モデルとなる「DRU-500A」や「DRU-510A」、「DRU-530A」などは、読み込みにはファームウェアアップデートが必要となる。さらに同社のPC「VAIO」シリーズではデスクトップ、ノートともに全てのモデルが検証中としているほか、“スゴ録”でお馴染みの同社製DVDレコーダ/HDD搭載DVDレコーダの全モデル、そしてPSXでは読み込み不可となっている。詳細は対応表で確認していただきたい。
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