このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

富士通、“FMV-DESKPOWER”夏モデル発表──全モデルにスーパーマルチドライブを搭載!!

2004年04月20日 12時31分更新

文● 編集部 新海宏一郎

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

TV視聴/録画機能とDVDドライブを強化した“Cシリーズ”と“CEシリーズ”

省スペースとハイパフォーマンスを両立させた“Cシリーズ”と、コストパフォーマンスを高めた“CEシリーズ”の2004年夏モデルは、小規模なスペックアップにとどまっている。

Cシリーズのラインナップ

『C90HW/F』
HTテクノロジ対応Pentium 4-3.40GHz、512MB メモリー、300GB HDD、ホームサーバー機能搭載、TVチューナー搭載17インチワイド液晶ディスプレー
5月8日発売/40万円台半ば
『C70HW』
Athlon 64 3000+、512MB メモリー、250GB HDD搭載、TVチューナー搭載17インチワイド液晶ディスプレー
24日発売/30万円台半ば
『C70HV』
Athlon 64 3000+、512MB メモリー、250GB HDD搭載、TVチューナー搭載17インチ液晶ディスプレー
24日発売/28万円前後
『C70H7/C』
Athlon 64 3000+、512MB メモリー、160GB HDD搭載、17インチ液晶ディスプレー付属、Windows XP Media Center Edition 2004
5月8日発売/25万円前後

CEシリーズのラインナップ

『CE70HV』
HTテクノロジ対応Pentium 4-3GHz、512MB メモリー、200GB HDD、TVチューナー搭載17インチ液晶ディスプレー
24日発売/26万円台半ば
『CE70H7』
HTテクノロジ対応Pentium 4-3GHz、512MB メモリー、200GB HDD、17インチ液晶ディスプレー
24日発売/24万円台半ば
『CE50HV』
Athlon XP 2800+、256MB メモリー、200GB HDD、TVチューナー搭載17インチ液晶ディスプレー
24日発売/22万円台半ば
『CE50H7/S』
Athlon XP 2800+、256MB メモリー、160GB HDD、17インチ液晶ディスプレー、ファミリーネットワークステーション付属
5月8日発売/27万円台半ば
『CE50H7/M』
Athlon XP 2800+、256MB メモリー、160GB HDD、17インチ液晶ディスプレー、MediaDrive付属
24日発売/24万円前後
『CE50H7』
Athlon XP 2800+、256MB メモリー、160GB HDD、17インチ液晶ディスプレー
24日発売/21万円前後
『CE30H7』
Athlon XP 2800+、256MB メモリー、160GB HDD、17インチ液晶ディスプレー
24日発売/19万円前後
『CE30H5』
Athlon XP 2800+、256MB メモリー、160GB HDD、15インチ液晶ディスプレー
24日発売/18万円前後
『CE30H5P』
Athlon XP 2800+、256MB メモリー、160GB HDD、15インチ液晶ディスプレー、Windows XP Professional
5月8日発売/19万円台半ば

『C90HW/F』
『C90HW/F』

Cシリーズは、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4-3.40GHzとホームサーバー機能を搭載した『C90HW/F』と、Athlon 64 3000+を搭載した『C70HW』『C70HV』『C70H7/C』の全4機種をラインナップする。全機種で、TV視聴/録画機能(インスタントTV機能対応)とDVDマルチプラスドライブを搭載するほか、本体カラーを従来のシルバーから白を基調とした“シルバーホワイト”に変更したのが特徴。また、C70H7/CはWindows XP Media Center Edition 2004をプレインストールする。TV録画時間は300GBモデルが最大約260時間、250GBモデルが最大約230時間、160GBモデルが最大約85時間となる。

C90HW/Fの主なスペックは、チップセットにIntel 865GV(グラフィックス機能内蔵。ビデオメモリー最大96MBをメインメモリーと共用)で、メインメモリーはPC3200準拠のデュアルチャネルDDR SDRAM512MB(最大1GB)。HDDは300GB、光ドライブはDVDマルチプラスドライブを内蔵。液晶ディスプレーは1280×768ドット1677万色表示に対応したTVチューナー搭載17インチワイド液晶ディスプレーが付属する。また、IEEE 802.11b/g準拠の無線LANによる“ホームサーバー”機能を内蔵する。

C70シリーズの主なスペックは、チップセットに米エヌビディア(NVIDIA)社のnForce3 150、メモリーにPC3200準拠のDDR SDRAM512MB(最大1GB)。グラフィックスアクセラレーターはNVIDIAのGeForceFX Go5200(DDR SDRAM64MB)を搭載。HDDは250GB(C70H7/Cは160GB)、光ドライブはDVDマルチプラスドライブを内蔵。液晶ディスプレーは、C70HWには1280×768ドット/1677万色表示に対応した17インチワイド液晶ディスプレー(TVチューナー付き)、C70HVには1280×1024ドット/1677万色表示に対応した17インチ液晶ディスプレー(TVチューナー付き)、C70H7/Cは1280×1024ドット/1677万色表示に対応した17インチ液晶ディスプレーが付属する。

『CE50G7/S』
『ファミリーネットワークステーション』が付属する『CE50H7/S』

CEシリーズは、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4-3GHzを搭載したモデル(CE70シリーズ)とAthlon XP 2800+を搭載したモデル(CE50/30シリーズ)の全9機種をラインナップする。全機種にDVDマルチプラスドライブを、TV視聴/録画機能対応モデル(6機種)には、TVチューナー付きハードウェアMPEG-2エンコーダーを内蔵するのが特徴。また、Cシリーズと同様に本体カラーを“シルバーホワイト”に変更している。TV録画時間は200GBモデルが最大約180時間、160GBモデルが最大約140時間となる。

CE70シリーズの主なスペックは、チップセットがIntel 865GV(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリーは最大96MBをメインメモリーと共用)で、メインメモリーはPC3200準拠のデュアルチャネルDDR SDRAM512MB(最大1GB)。HDDは200GB。液晶ディスプレーは、CE70HVには1280×768ドット/1677万色表示に対応したTVチューナー搭載17インチ液晶ディスプレー、C70H7は1280×768ドット/1677万色表示に対応した17インチ液晶ディスプレーが付属する。

CE50/30シリーズの主なスペックは、チップセットが台湾Silcon Integrated Systems(SiS)社のSiS 741 LV(グラフィックス機能内蔵、ビデオメモリーは最大32MBをメインメモリーと共用)、メインメモリーはPC3200準拠のDDR SDRAM256MB。HDDは200GB(CE50HV)もしくは160GBを内蔵。液晶ディスプレーは、CE50HVに最大1280×1024ドット/1677万色表示に対応したTVチューナー搭載17インチ液晶ディスプレー、CE50H7/S、CE50G7/M、CE50H7、CE30H7には最大1280×1024ドット/1677万色表示に対応した17インチ液晶ディスプレー、CE30H5、CE30H5Pは1024×768ドット/1677万色表示に対応した15インチ液晶ディスプレーが付属する。

このほかの仕様はC/CEシリーズ共通で、光ドライブにはDVDマルチプラスドライブを採用。 通信機能は、10/100BASE-TX対応のEthernet(LAN側、C90HW/FはWAN側向けを合わせて2つ搭載)、V.90対応の56kbpsモデム。インターフェースは、PCカードスロット(Type I/II×2またはType III×1、CardBus対応)、SDメモリーカード/メモリースティックスロット、PS/2、USB 2.0×5、IEEE 1394×1、液晶ディスプレー(30ピン専用コネクター)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、マイク入力、ヘッドフォン出力、光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)、ライン入出力。TV視聴/録画機能搭載モデルには、アンテナ入力(F型)、S-VIDEO出力、ビデオ入力(コンポジット/S-VIDEO)、ビデオ音声入力(右/左)を搭載する。

本体サイズはCシリーズが幅104×奥行き382×高さ334mm(設置台を含まない場合)、重量が約9.0kg(C90HW/Fは約9.7kg)、CEシリーズが、幅92×奥行き364×高さ328mm(設置台を含まない場合)、重量が約8.5kg

OSは、Windows XP Home Edition SP1a(C70H7/CはWindows XP Media Center Edition 2004、CE30G5PはWindows XP Professional SP1a)。アプリケーションとしてオフィスソフト『Microsoft Office Personal Edition 2003』などをプレインストールする。

C50H7/Sに付属する『ファミリーネットワークステーション』(FMFNS-104)は、本体内蔵のHDDやLANでつながれたネットワーク上のパソコンに保存されたファイルを共有できるファイルサーバー機能を搭載した無線LAN対応ルーター。本体に80GBのHDD(使用可能領域75GB)を内蔵し、IEEE 802.11a/b/g準拠の無線LAN機能、10/100BASE-TX対応のEthernet×2(LAN側およびWAN側)、PCカードスロット(Type I/II×1)、USB 1.1×2を搭載する。本体サイズは幅45×奥行き223×高さ250mm、重量は2.5kg。電源は付属のACアダプターを利用。消費電力は約13W(スタンバイ時)。

CE50H7/Mに付属する『MediaDrive(メディアドライブ)』はパソコンに保存した写真や音楽などを有線LANなどを利用して離れた場所にあるAV機器で鑑賞できるネットワーク対応のマルチメディアプレーヤー。操作はワイヤレスリモコンで行なえる。対応フォーマットは、動画がMPEG-1/MPEG-2、静止画がJPEG、音声がMP3/WMA/WAVE/Dolby Digital。インターフェースは10/100BASE-TX対応のLANポート、S-VIDEO出力(コンポジット)、ビデオ出力(コンポジット)、D4(コンポーネント)、オーディオ出力(右/左)、光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)を搭載する。本体サイズは幅213×奥行き157×高さ46mm、重量は約730g。電源は付属のACアダプターを利用。消費電力は約7.5W。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン