韓国MMGEAR社製の5.0chサラウンドヘッドフォン「MCH M500FL」 |
先月、幕張メッセで開催された“WPC EXPO 2003”でも展示されていた韓国MMGEAR社製の5.0chサラウンドヘッドフォン「MCH M500FL」の販売がOVERTOPでスタートした。この製品は、4チャンネル対応ヘッドホン「MCH-MMS100-B」に続く同社の新製品で、片方に3つずつ、計6個のスピーカーを内蔵するというユニークな構造が特徴だ。
片方に3つずつ、計6個のスピーカーを内蔵する | パッケージにはブルーとオレンジの2種類が用意されているが、どちらも内容は変わらない |
まずはじめに、以前こちらの記事でデモの様子を掲載した時には“5.1チャンネル対応ヘッドホン”として紹介したが、販売店であるOVERTOPで改めて5.1チャンネル 環境にて確認したところウーファー音を拾っていなかったという。同店サイトには現在「結果5.1chという表現は誤りとして改め、5.0chと言う形に訂正させて頂きます」という旨の記載があるので、購入を検討している人は一度確認したほうがよいだろう。
4チャン、5チャンどちらもデモ中なので、実際に聴き比べてから購入しても遅くはないだろう | 5.1チャンネル対応の外付けUSBサウンドカード「MM-USC100」 | |
手元で音量の調節も可能になる | 問い合わせが多いという4チャンネル対応ヘッドホン「MCH-MMS100-B」用のアンプも再入荷している |
さて製品本体となる「MCH M500FL」だが、もの自体は以前展示されていたものと変わりはないようだ。片側に3つのスピーカーが内蔵され、前方からフロント/センター/リアと並ぶ仕組みにより5チャンネルサウンドを実現する。もちろん幅広い音域を表現するという意味では、従来の5.1チャネルスピーカーシステムには及ばないものの、深夜のDVD鑑賞やゲームでは活躍してくれそうだ。パッケージにはブルーとオレンジの2種類が用意されているが、どちらも内容は変わらないとのこと。価格は8505円となっている。
同時に同社からは、5.1チャンネル対応の外付けUSBサウンドカード「MM-USC100」も発売されている。これを使えば、アナログ5.1チャネル出力に対応したPCでなくても「MCH M500FL」が利用可能となる。こちらは7505円で販売中だ。前作にあたる4チャンネル対応ヘッドホン「MCH-MMS100-B」が人気となっただけに、今回も注目の製品となりそうだが、その「MCH-MMS100-B」も来週安くなって(6800円)再入荷予定となっている。同店ではどちらもデモ中なので、実際に聴き比べてから購入しても遅くはないだろう。
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