『748-A』 |
日本エリートグループ(ECS)は台湾SiS(Silicon Integrated Systems)社が先月発表したチップセット“SiS748”搭載のマザーボード『748-A』を、6月下旬から販売すると発表した。SiS748はAthlon XP用のチップセットでFSB400MHzに対応しているのが大きな特徴。PC3200(DDR400)をサポートする。また、組み合わせられるSouthBridgeはSiS963Lで、同社独自のデータ転送帯域幅1GB/秒となるMuTIOLプロトコルで結ばれる。
現在、FSB400MHz対応のAMD用チップセットとしては米エヌビディア社から“nForce 2 400”が発表され、すでに台湾ASUSTeK Computer社や台湾MSI社から対応マザーボードが登場しているが、SiS748搭載製品はまだ姿を表していない。『748-A』の主な仕様はATXフォームファクターで、スロットはPCI×5、AGP×1、DDR SDRAM×3(最大3GBまで搭載可能)。価格は現在のところ未定となっている。