ビットレートの調整でDVDを使い切る
●【録画予約ごとにビットレートの設定が可能】 予約設定ごとにマニュアルでビットレート設定が可能。複数話の番組を1枚のDVDに詰め込むなら、ビットレートを計算するといいだろう。 |
XS40は0.2Mbps単位でのビットレート設定が可能だ。ビットレートは高いほど、その分当然高画質で映像を残すことができるので、保存する映像がギリギリ収まるビットレートを選択したい。
また、HDDに記録したデータをDVDに移動する際、CMなどを省いた必要な部分だけをダビングできる。連ドラやアニメなどでは、CMカット後の時間は毎回ほぼ同じ。この時間を基にビットレートを設定すれば、より完璧にDVDの容量を使い切れる。
●【HDD→DVD間で必要な部分だけをコピーする】 HDDに記録した番組の中でも、必要な部分だけをピックアップしてDVDにダビングできる。HDDを搭載しているハイブリッドレコーダならではの機能だ。 |
リモコンのボタンだけで映像編集ができてしまう
では、実際に録画したデータを編集して、DVDに出力してみよう。XS40では個々の録画データを「タイトル」と呼び、タイトル内に区切りを入れることでチャプターに分割できる。この作業は(2)の画面。映像を再生しながら目的の場所でボタンを押すというものだ。早送りで一気に映像を進めたり、目的の場所に近づいてきたら、コマ送りすることでキッチリとフレーム単位で編集できる。
チャプターに分割できたら、プレイリストで必要なチャプターのみを組み合わせる。録画データから直接不要な部分を削除して、失敗すると元に戻せなくなるので注意したい。編集が目的通りできたか確認したら、このプレイリストをDVD-RAM/DVD-Rにダビングすれば完成となる。
●【4-a.DVD-RAMに保存する】 作成したプレイリストをDVD-RAMにコピーすれば、その中身が無劣化で高速ダビングされる。もちろんチャプターなど編集結果はそのままだし、DVD-RAM側で編集して、HDDにダビングしても同じことだ。 |
●【4-b.DVD-Rに保存する】 DVD-Rで出力する際は映像のランチャとなるメニューが付く。編集時に作成したチャプターはそのまま受け継がれるが、編集した映像の切れ目はGOP単位となるので若干のゴミが付く。また、タイトル再生後の動作も選択可能。 |