デルコンピュータ(株)は27日、同社のストレージ製品“PowerVault(パワーボールト)”シリーズで、高さ4U(約17cm)のテープオートローダー『PowerVault 132T』にテープドライブ技術“SDLT(Super Digital Liner Tape)320”を採用したモデル『PowerVault 132T SDLTモデル』を追加し、同日付けで販売を開始すると発表した。最小構成価格は124万9000円から。購入・問い合わせ窓口は、TEL.044-556-6190または直販サイト“オンライン・ストア”。
『PowerVault 132T SDLTモデル』 |
『PowerVault 132T SDLTモデル』は、SDLT320対応のドライブを最大2基搭載可能なテープオートローダー。Super DLTtape Type I対応のテープカートリッジを最大21巻搭載可能で、最大容量は6.6TB(2倍圧縮時)/3.3TB(非圧縮時)。最高データ転送速度は毎秒64MB(圧縮時)。インターフェースはLVD SCSIで、オプションの毎秒2GBのファイバーチャネルコントローラーにより、SAN構成にも対応可能。従来のテープフォーマット(DLT4000/DLT7000/DLT8000/DLT1/DLT VS80/SDLT220)との下位互換性が確保されている。本体サイズは幅450×奥行き621×高さ174mm、重量は29.5kg。
各種設定、ステータスのモニタリング、ドライバーやファームウェアのアップデートが可能な管理用ネットワーク通信モジュールとウェブベースの管理ツール、自己診断プログラム、データバックアップソフト『Dell Tape Backup Software for Veritas BackupExec』、当日4時間以内にオンサイト保守を提供する“当日4時間プラス対応オンサイト保守サービス”を提供する。