「EX2000 PRO」 | 組み立ての際の取り回しは良さそう | |
拡張ベイ数は5インチ×3/3.5インチ×1で他に内部は、3.5インチシャドウベイ×3となる | どちらもATX対応のケースだが、EX1000Rに比べ奥行きがある | |
カバーを外すと上部に無数の穴があいているのが見える | シャドウベイにも穴があく | |
星野金属工業製の電源外付けPCケース「WindyEXシリーズ」に、ATX対応の新モデル「EX2000 PRO」が今週土曜に登場する。先月同社からは、ATX対応のコンパクトなボディが特徴的な「EX1000R」が発売されているが、EX2000 PROはサイズが339(H)×190(W)×487(D)mmと通常のATXケース並みの本格仕様となっている。
EX2000 PROを見てまず感じるのは、以前のEX1000Rに比べると電源を外付けにしたとは思えないほど奥行きが長いというところでPC組み立ての際の取り回しは、かなり良さそう。拡張ベイ数は5インチ×3/3.5インチ×1で他に内部は、3.5インチシャドウベイ×3となる。フロントアクセスポートはUSB2.0×2/IEEE1394×1/マイクロフォンとヘッドフォンが各×1という構成。背面には1900rpm/21dBの8cm角ファン「SF80」を1基搭載しているが、さらにもう1基搭載することが可能となっている。なお、前面にファンは搭載しないが同社のオプションパーツである、5.25インチベイ2基を利用した強力な外気導入キット「ALTIUM 5W クーリングキット」も利用することができる。
また、従来のWindyEXシリーズにはなかった「放熱性を考慮した構造になっている」というのも特徴のひとつで、ケース外側のカバーを外すと上部に無数の穴があいているのが見える。その他シャドウベイにも穴をあけ、ケース側との接続部に“ジェラコンキャッチ”と呼ばれるドライブ振動防止機能も付けているなど、細かい点に考慮した作りとなっている。付属の外付けの電源はもはや、おなじみの「Varius EX350」でPentium 4対応、最大出力は350Wとなる。カラーバリエーションはホワイト、シルバー、ブラックの3種類があり価格は共通で、T-ZONE.PC DIY SHOPが3万3800円、OVERTOPが3万4800円となっている。
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