【特別企画・最新パーツ性能チャート(Vol.5)】DDR400とV-Link533のパワーはいかに?Gigabyte製KT400マザーボードレビュー
2002年09月05日 00時00分更新
残念ながら400MHzの性能は分からず
GA7-VAXPのBIOSは、メモリスピードをSPD(モジュール上のROM内のデータを参照)、100、133、166、200MHzの4つから選択できる。PC3200のメモリモジュールならSPD、それ以外のモジュールでも200MHzを選択すればPC3200(DDR400)での動作となる。
今回は、過去の実験でCL=2.5でのDDR400動作を楽々こなす実績を持つPC2700モジュールを装着し、400MHz動作をさせてみた。ところが、ベンチマークを行うと、性能は333MHz動作時よりもことごとく低く出る。念のためメモリ性能を計測してみると、これが明らかに333MHzモードより低速である。
マシン起動時に「メモリ速度400MHz」と出るし、他の普通のPC2700メモリではことごとく動作しないので、400MHzで駆動していることは間違いなさそうである。となると、サイクルタイム以外の各種タイミング設定が必要以上に安定重視にセットされているのだろう。
3D Mark 2001 SE |
TMPGEnc |
SISandra HDD Buffered Read |
KT400にはUSB 2.0標準装備、V-Link 533によるシステム性能のアップ、AGP 8xカードへの対応、登場が予想されるFSB 333MHzのAthlonへの対応など、性能面、将来面いずれも安心できる機能が多い。さらにGA7-VAXPはIEEE 1394やRAIDも搭載され、Athlonプラットフォームでマザーボードを選ぶなら装備的には最強に近い。
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