未発表のままx86最速CPU、Pentium 4-2.80GHzがデビュー!2.66GHz、2.60GHz、2.50GHzも安価で発売に!!
2002年08月24日 05時18分更新
21日の発表で最速となりながらも実際の製品が店頭には並んでいないAthlon XP 2600+は、文字どおり3日天下となってしまった。未発表のPentium 4-2.80GHzリテールパッケージが24日になってアキバの複数ショップに入荷。x86最速CPUの座を奪い返している。開店と同時に販売開始したOVERTOPの店頭価格は6万4870円。
Pentium 4-2.80GHzはFSB 133MHzの21倍設定。同じくFSB 133MHz(Quad Pumped 533MHz)版CPUで、これまでPentium 4最上位モデルだったPentium 4-2.53GHzと倍率以外はまったく同じで、L2キャッシュ容量512KBに、リテールパッケージデザインも同一だ。ただしVCoreだけはPentium 4-2.53GHzの1.50Vから今回1.525Vへと0.025V引き上げられており、高クロック化への対応が見て取れる。なお、CPUならびにリテールクーラーの外観にこれといった変化は見受けられない。
Pentium 4-2.80GHz | VCoreが0.025V引き上げられているのがわかる | S-Specは“SL6HL” |
2.66GHzと2.60GHz、2.50GHzも同時発売
2.53GHzも一斉値下げへ
Pentium 4-2.66GHzと2.60GHz、2.50GHz。VCoreはいまのところ不明 |
24日にはあわせて、システムバス533MHz版のPentium 4-2.66GHz、そしてシステムバス400MHz版最速更新となるPentium 4-2.60GHzも店頭に並んだ。S-Specはそれぞれ“SL6DX”“SL6GU”。ともに5万円を割り込んでの登場だ。またシステムバス400MHzのPentium 4-2.50GHzも3万円前後で販売が始まっている。在庫を抱えていた一部ショップで先行値下げの行われているPentium 4-2.53GHzは、25日の入荷分からこれも3万円前後へと一斉値下げになるようだ。よりパフォーマンスを求める人にとっても、つい先日まで最速だったCPUを安価に手に入れたい人にとっても、この週末が見逃せない2日間になるのは間違いない。
価格 | ショップ |
---|---|
Pentium 4-2.80GHz(システムバス533MHz) | |
\64,870 | OVERTOP |
Pentium 4-2.66GHz(システムバス533MHz) | |
\49,770 | OVERTOP |
Pentium 4-2.60GHz(システムバス400MHz) | |
\49,970 | OVERTOP |
Pentium 4-2.50GHz(システムバス400MHz) | |
\29,870 | OVERTOP(25日入荷予定、予価) |
Pentium 4-2.53GHz(従来製品値下げ) | |
\29,870 | OVERTOP(25日入荷予定、予価) |
※編集部ではPentium 4の一部およびAthlon XPの価格を現在調査中。後ほど掲載予定だ。
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