最安値がいきなり1万1000円台という安さで発売されたCelerron-1.7GHz。その衝撃の安さはこのままバリューセグメントを一気に置きかえそうな勢いだ。
ユニティの対応状況のリリース。当然かもしれないが20日正式発表のi845E/D/G/GLも対応する |
気になるところの既存のマザーボードでの動作状況も徐々に情報が入り始めている。
まず写真のとおり、ASUSTeK代理店であるユニティのウェブサイトではすでに対応情報が公開中だ。それによればi845/845D、i850/850E、SiS645/645DX/650といったチップセットを搭載したマザーボードで対応するとしており、対応BIOSもベータ版ではあるが公開されている。
また実際にテストしたという複数ショップによれば、「BIOSはPentium 4-1.7GHzと認識したがWindowsは問題なく起動した」「BIOSではL2キャッシュ“0KB”と表示されたもののWindows上で確認すると有効になっていた」など、おおむね動作はしたという声が挙がっている。とりあえずBIOSまで立ち上がる可能性は高そうで、あとはBIOSのアップデートで何とかなりそうな気配だ。
もちろんまったく動作しない可能性もあり、どの程度のマザーボードがSocket478版Celeronに対応しているのかは、購入前にショップに確認した方が安全かもしれない。
不確定要素が残る状況ではあるが、新型Celeronの登場はSocket478環境を格安で手に入れる絶好のチャンス。そこで今回は16日(木)時点でのCeleron-1.7GHzの価格調査に加え、Socket478マザーボードのうち1万円以下の価格をつけているものをピックアップしてみた。多くの場合、店頭在庫限りとなっているので、CPUとマザーボードあわせて2万円でゲットしたいなら急いだ方がいいかも?