(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズは、企業向けLinuxシステム管理ツールの新バージョン『HDE Controller 2.5 Professional Edition』を発表した。
『HDE Controller 2.5 Professional Edition』 |
同製品に新たに加えられた機能は以下のとおり。
- テープドライブ対応のバックアップ機能を追加した
- プロキシサーバと組み合わせた、ブラックリスト方式のWebフィルタリング機能を追加した
- NFSに対応し、NASサーバへのバックアップ設定が可能になった
- プリントサーバ機能を追加した
- メールをすべてほかのメールサーバに転送して処理を行なう「メールスマートリレー」機能を搭載し、ファイアウォール内のメールを外部に送信する場合などの管理が容易になった
- PPPoEやDHCPサーバ機能を搭載しADSLなどに対応した
テープバックアップの設定画面。 |
フィルタリングするコンテンツをカテゴリで指定する。 |
動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium-233MHz以上
- HDD……50MB以上の空き容量
- メモリ……128MB以上
- 対応ディストリビューション……Red Hat Linux 7.1/7.2、Turbolinux 7 Server、MIRACLE LINUX Standard Edition v2.0
同製品は3月15日より、同社のパートナーソフトウェア販社を通じて販売される。製品の価格は以下のとおり。
- 通常版……9万8000円
- アカデミック版……6万4800円
- 優待価格版(『HDE Linux Controller 2.0/2.4 Professional Edition』、『Turbolinux Advanced Server 6』のユーザーのみ)……7万8400円