ホライズン・デジタル・エンタープライズ(株)から3月27日、『HDE Management Suite for iDC』が発売される。iDC(internet data center)の運営での新たなサーバ管理システムとして発表されたものだ。
『HDE Management Suite for iDC』では、「Value Added Services」機能を使用することで、専用サーバホスティングユーザーがWebインターフェイスを通して自分のサーバをブラウザから遠隔管理することが可能。ユーザー側が管理できる権限の範囲については、システム管理側が詳細に設定できる。「TCO Reduction」機能では、iDCに格納されている数百台規模のサーバ群の「パフォーマンス」「アベイラビリティ」「セキュリティ」といった運営上の各要素をブラウザ上から管理できる。これにより従来の専用サーバホスティングサービスが抱えていた権限委譲の問題解決が可能となるという。
製品概要
- 製品名……HDE Management Suite for iDC
- 標準価格……オープン価格(1台あたりの管理コストは5万円~)
主な機能一覧
- Value Added Services
- Webサービス
- セキュアWebサービス(SSL鍵の設定)
- 電子メールサービス
- FTPサービス
- ユーザー・グループ管理サービス
- メーリングリストサービス
- バーチャルドメインサービス(ネームベースバーチャルドメイン、IPベースバーチャルドメイン対応)
- バックアップサービス(テープバックアップ)など
- TCO Reduction
- パフォーマンス管理、リソース管理、プロセス管理、セキュリティ管理、サービス管理、構成管理など
- 対応プラットフォーム
- Red Hat Linux 6.2J
- Turbo Linux Server 日本語版 6.1