1月第2週はCPUの登場ラッシュとなった。まず8日(火)にXeon-2GHzのリテールパッケージが登場して口火を切ると、続いては、昨年末にセット販売の行われたAthlon XP 2000+の単品販売が9日(水)にスタート。同日にはNorthwoodコア版Pentium 4第2弾となるPentium 4-2AGHzも現れ、さらにはEzraコア最高クロックにして最後の製品になると思われるVIA C3-933MHzとその1つ下のモデルとなる900MHzもあわせてデビューした。
止まらない登場ラッシュは週の半ば以降も続く。木曜日となる10日には、Northwood版Pentium 4の第3弾となる1.8AGHzが登場。そして発売前からオーバークロッカーを中心に注目されていた1AGHzをはじめとする新型Celeron 3種類も店頭に並んだ。蓋を開けてみると、大方の予想どおり1AGHzはコストパフォーマンスを重視するユーザーから圧倒的な支持を集めているようだ。
12日になるとデュアル対応CPUの史上最高クロックを更新するXeon-2.2GHzもバルク版で現れた。Prestoniaと思われるコアを採用するモデルで、L2キャッシュは512KB。現在のところマザーボードとのセット販売のみだが、単品価格で10万円を超えるにもかかわらず需要は決して低くないようだ。1セット入荷した高速電脳では完売、そして5セット入荷したUSER'S SIDE本店では取材時の段階ですでに残り1セットとなっていた。
Xeon-2.2GHz | CPU裏面 | 残り1セット |
合計10製品というのは圧巻だが、これでもまだ今週中の登場が噂されていたPentium 4-1.60AGHzとPentiumIII-1.4GHzは登場していない。来週登場と思われるこれらを含めると〆て12製品。まさに嵐といったところだろう。