ぷらっとホーム(株)は、ラックマウントサーバ「Trus-G」シリーズと、手のひらサイズのマイクロサーバ「OpenBlockSS」の発売を開始した。
「Trus-G」シリーズ
Trus-Gシリーズは、Red Hat Linux 7.1JとMicrosoft Windows 2000 Serverに対応したラックマウントサーバ。
「Trus-G11」画像 |
ボードにSCB2、シャーシにSR1200を採用した「Trus-G10」(IDE)、「Trus-G11」(SCSI)は11月1日より、SR2200を採用した2Uサーバ「Trus-G21」は11月下旬に発売される。主な仕様は以下のとおり。
製品名 | Trus-G10 | Trus-G11 |
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CPU | Pentium III-1.13GHz | Pentium III-1.13GHz |
メモリ | 128MB | 128MB |
HDD | 40GB | 18GB |
ぷらっとホームでは、同シリーズによるLinuxサーバマーケットの拡大プランとして、SIベンダーと共同でLinux上の主要アプリケーションの動作検証などを行なう。なお、オンサイトによる技術サポートや3年間のハードウェア保証も付属する。
OpenBlockSS
OpenBlockSS(オープンブロックスエス)は、2ノードのLANを接続するルータ機能、DHCPサーバ機能、ファイアウォール機能を搭載。コンパクトフラッシュスロットにメモリカードを装着することにより、Webサーバ、メールサーバのプログラムやデータを格納できる。価格は4万9800円から。
「OpenBlockSS」画像 |
また、別売りの2.5インチハードディスクを内蔵したり、PCMCIAスロット拡張ボード、USBポート拡張ボードを追加することも可能。
カーネルには2.4.2を採用し、開発用ソースやクロスコンパイラ環境はフリーで提供される。主な仕様は以下のとおり。
- CPU……PowerPC 405GP-200MHz(IBM)
- メモリ……64MB SDRAM (固定、増設不可)
- フラッシュロム……8MB
- ネットワークインターフェイス……100BASE-TX×2
- サイズ……118×84×53(mm)
両製品とも、同社法人営業部、コンタクトセールス部、インターネット直販「ぷらっとオンライン」、および秋葉原店舗を通じて販売される。