「Mozilla 0.9.5」がリリースされた。主な変更点は以下のとおり。
- 「Site Navigation Bar」でLINKタグをサポートした
- 1つのウィンドウ内でタブによって複数ページを切り替える機能に対応した
- サイドバーの「履歴」メニューや「Mail & Newsgroups」ウィンドウ内の項目を、マウスでドラッグして並べ替えることが可能になった
- JavaScriptデバッガ「Venkman」を実装した(「Complete Install」オプション選択時のみ)
- 「SOCKS」プロキシに対応した
- 「ソース」表示ウィンドウで右クリックメニュー(次を検索、コピー、すべて選択)が利用可能になった
Mozilla 0.9.5の画面。表示されているWebページの上にあるタブを切り替えることで、1つのウィンドウ内で複数のページを扱えるようになっている。 |
「日刊アスキー Linux」ではLINKタグを用いて連絡先を記載している。Mozilla 0.9.5はLINKタグに対応しているので、「Site Navigation Bar」から「その他」「著者」を選択してメールを送信することができる。 |
「Mail & Newsgroups」画面。右ペイン上の「日付」「差出人」、「優先度」などの項目を入れ替えることができる。ここでは「日付」を先頭にしてみた。 |
ソース表示画面。右クリックメニューを利用できるようになった。 |
「Venkman」デバッガ。Webサイトに組み込まれているJavaScriptをステップごとに実行することができる。 |
Linux版の動作条件は以下のとおり。
- 必要なライブラリ……glibc 2.1、XFree86 3.3.x、GTK 1.2.x、Glib 1.2.x、Libstdc++ 2.9.0
- CPU……Pentium-233MHz以上
- HDD……26MB以上の空き容量
- メモリ……64MB以上