(株)メディアフュージョンは19日、同社のXMLデータベースエンジン『Yggdrasill(イグドラシル)』のLinux版『Yggdrasill for Linux 1.5』を12月に発売する。
『Yggdrasill』はXML文書のツリー構造を保持したままデータベースに格納/管理/抽出することができるデータベースエンジン。また、同製品はDTDの必要な検証済みXMLだけでなく、ウェルフォームドXMLにも対応しているため、拡張性、柔軟性に優れているという。今年の6月にWindows版1.0が発売されている。
新たに発表された『Yggdrasill for Linux 1.5』では、1.0に比べて、書き込み高速化やメモリチューニング、XPathへの対応といった改良が加えられている。動作環境は以下のとおり。
サーバ
- カーネル 2.2以上
- glibc 2.1.2以上
- CPU……Pentium III-600MHz以上
- メモリ……256MB以上(512MB推奨)
- HDD……1GB以上の空き容量
クライアント
- カーネル 2.2以上
- glibc 2.1.2以上
- X11R6互換ターミナルサーバ
- CPU……Pentium II-400MHz以上
- メモリ……128MB以上
- HDD……100MB以上の空き容量
同製品の60日間限定のβ版配布は9月28日より開始される。申し込みは同社Webサイトから可能。β版ユーザーはモニタとしてレポートを提出しなければならない。