三菱電機(株)は24日、メモリースティックへ安全にデジタルコンテンツを保存するための暗号化技術を開発したと発表した。
同技術は、デジタルコンテンツのメモリースティックへの不正コピーを防止し、配信事業者などの権利を保護するというもの。同社のセキュリティー技術“MISTY”を応用し、配信されたコンテンツをモバイル機器の固有番号に関連づけてメモリースティックへ暗号化保存。ソニーが開発した“MagicGate方式”と使い分けて、使用可能という。なお、MagicGate方式は、配信コンテンツをメディアIDに関連づけて暗号化保存する。ソニー(株)のCNCメモリースティック事業部の矢永雅治事業部長は、「ライセンシーからの提案はたいへん喜ばしく、メモリースティックの目指す“繋がる世界”を一層充実させるものと確信している」とコメントした。