2001東京おもちゃショーでは、各メーカーがさまざまなロボットを展示している。AIBOが発売された次の年にはペット型ロボットトイが大流行だったが、今年はホンダ『ASIMO』やソニー『SDR』の影響か、2足歩行ロボットが目立つ。
バンダイは、別記事の“歩くザク”のほか、第2回予約受付を開始する猫型ロボット『BN-1 わがままカプリロ』や昆虫型ロボット『ワンダーボーグ』といったおなじみのロボット、さらには2足歩行やジャンプを行なうロボットなど、さまざまな種類のロボットを展示している。
『ZERO G WALKER』(ゼロジーウォーカー)は、リモートコントロール用パッドを使って遠隔操作が行なえるロボット。2足歩行ギミックのほか、跳ねる、360度回るといった運動が可能。左右の脚部が独立して可動することで走行ギミックが行なえるほか、脚部を同時に動かすることでジャンプも行なえる。さらに背面のバックパック部に専用の支柱をジョイントすると、本体を360度回転させることも可能。参考出展で発売時期や価格は未定だが、製品化の際は、本体と専用の支柱をセットにして発売する予定という。
2足歩行ギミックが可能な『ZERO G WALKER』。宇宙飛行士のイメージだ |
バックパック部に専用の支柱をセット、リモコンパッドで脚部を操作し、歩行したりジャンプしたりして障害物を避けて進む。その様子はまさに月面歩行 |
『コミュニケーションモンスター ピグモン(仮)』は、人とのコミュニケーションに重点を置いたロボット。跳ねるように歩行し、人の動きに反応して人をみつめたり、怪獣語で話し掛けたりする。手にはセンサーを内蔵しており、ピグモンの動きや感情を制御しているという。発売時期、価格は未定
『コミュニケーションモンスター ピグモン(仮)』。手のふにふに具合はピグモンそのもの。ところでピグモンの後ろにいる女性も気になるところだが、こちらはBN-1をイメージしたコスチュームの猫耳コンパニオン |
こちらは恐竜と犬の参考出展ロボット。これら2体は、胴体部分の白いブロックがミソで、この16個のブロックをユーザーが好みの形に組み立て、それにパーツを付けることで恐竜や犬などの形状になる組み立て式ロボット。動作はパソコンで制御する。子供向けのおもちゃというよりは、学生や大人向けのホビーという位置づけ。発売時期や価格は未定で、組み立て部品構成も現在検討中という |