ファイルメーカー(株)の7日付けの報道資料によると、米ファイルメーカー社は6日(現地時間)、カリフォルニア州パサデナで開催されている“DEMOmobile 2000”で、Palm OS対応の『File Maker Mobile』を発表した。米国での価格は100ドル(約1万800円)以下で、今冬に出荷を開始するとしている。
同製品は、同社のパソコン用データベース『FileMaker Pro 5』と連携するPalm OS対応のデータベースで、WindowsやMac OS上のFileMaker Proのデータを、Palm OS搭載のPDAに読み込めるというもの。PDAに取り込みたいフィールドやレコードを選択でき、PDA上での新規データベースの作成作業は不要という。また、米パームコンピューティング社の“Palm HotSync”技術を利用して、ボタンを押すだけでパソコンとPDA間でデーターベースの同期化を図れるとしている。
同製品のプレビュー版は、DEMOmobile 2000のほか、10日から13日までネバダ州ラスベガスで開催される“Go Mobile”で公開されるという。同製品の対応機種や動作環境に関しては現時点で非公表。日本語版の発売時期や価格などは未定。