アルプスシステムインテグレーション(株)は、同社のインターネットアクセスツール『SMART-URL』とフィルタリングソフト『WebSENSE』をそれぞれバージョンアップした。
教育機関向けインターネットアクセスツール『SMART-URL』
本製品は、教育機関などでインターネット授業に活用する際に効率的なウェブブラウジングをサポートするソフトウェア。購入時に約300の教育向けURLが登録されているほか、ユーザーが新たに登録、削除を行なうことも可能。今回のバージョンアップで、新たにダウンロード機能が追加された。これは、サーバー(教師)が事前にURLを登録しておけば、そのウェブサイトの内容をあらかじめ指定したフォルダーに保存することで、授業時にはオフラインでクライアント(生徒)がそこにアクセスして学習することができるというもの。
対応OSはサーバーがWindows NT Server4.0以上。クライアントはInternet Explorer 3.0以上が必須。価格は12万8000円。
インターネットフィルタリングソフト『WebSENSE』
この製品は、教育上好ましくないコンテンツを含むウェブサイトへのアクセスを制限するソフトで、開発は米NetPartners社。規制サイトを登録したデータベースの情報をもとに、ユーザーのアクセスを制限する。今回のバージョンアップにより、上位プロキシーに対応したほか、管理者のパソコンから各クライアントのアクセス制御を遠隔操作で行なえるようになった。また、各クライアントごとにパスワードを設定することで、ユーザーごとのアクセス制御が可能となった。対応OSはWindows NT4.0、Soraris 2.5以上。価格は25ユーザーの場合、データベース更新料として、年間9万8000円で、その他の費用は不要。