CATV大手の(株)ジュピターテレコムと(株)タイタス・コミュニケーションズは14日、2社の株主間で合併を視野に入れた協議が持たれていることを明らかにした。
これは、両社が7月をメドに合併する方向で株主間で調整中という新聞報道に対し、ジュピターの筆頭株主である住友商事(株)がコメントしたもの。「株主間で、合併を視野に入れた話合いが持たれていることは事実。ただし、合併時期が7月、存続会社がジュピターという内容に対して、確認は取れていない」(広報部)。
なお、それぞれの出資企業とその比率は、ジュピターが住友商事60%、米AT&T社の子会社であるリバティメディア・インターナショナル社40%。タイタスの出資企業が米マイクロソフト60%、伊藤忠商事(株)20%、(株)東芝20%。