ミリタリーイベント、何を持って行くべきか?
当然のことながら、自衛隊の基地は自衛隊の各種任務のために設置されている。そして、訓練するための演習場や、戦闘機が離着陸する飛行場は、その用途から事実上のだだっ広い空き地だ。展示演習や展示飛行を行なうスペースはそのだだっ広い空き地なので、どこも吹きさらし。春は桜、秋は紅葉と季節感を感じるナイスな自然環境のことも多いのだが、夏冬は厳しい環境になる。夏は照りつける日差しから逃げ場はないし、冬は寒風が容赦なく吹き付ける。特に冬のこの時期のミリタリー・イベントに撮影に行く時には、防寒対策をしっかりとしないといけない。
防寒の一環として手袋は必需品だ。だが、手袋をしているとシャッターのレリーズをはじめ細かい操作がしづらいため、薄手の手袋や指出し手袋などを準備したい。また、寒いとついついカメラのホールディングがおざなりになり、手ブレ写真を量産しがちなので注意が必要である。
また、実際の展示演習が始まるまでの待ち時間をどうやって過ごすかも考えておきたい。寒いこの時期には暖かい飲み物などが欲しくなることもあるだろう。逆に夏場は水分補給が必要になることもある。基地公開では売店なども設置されるが販売量は限られるうえ、買うためにまた長時間並ばなくてはならなくなる場合もある。飲み物や食料は持参するなどの検討も必要だ。
まとめ
- 基地・駐屯地は季節によっては過酷な環境になることも想定しよう。
- 冬は防寒具(手袋やカイロなど)を忘れずに。
- 飲食物は、現地での調達が困難な場合も想定しよう。
- 携帯用イスなどがあると便利(持ち込み禁止の場合を除く)。
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