テク-7
年・月を選ぶだけでできる万年カレンダーを作る
左上のセルの日付を求めるには
WEEKDAY関数+DAY関数
年と月を選ぶだけで自動的にできる、万年カレンダーを作ってみましょう。
まず、カレンダーに日付を表示させます。ポイントは、カレンダーの左上隅(B5セル)の日付の求めかたです。左上の日付がわかれば、その下のセルの日付は「7」を足せばわかるし、右のセルの日付は「1」を足せばいいのです。
ここではWEEKDAY関数とDATE関数で1日(ついたち)の曜日を求めて、そこからさかのぼって左上のセルの日付を計算していきます。
カレンダーに日付を表示する
![左上隅のセルにこの欄の日付の計算式を入力 左上隅のセルにこの欄の日付の計算式を入力](/img/2008/12/15/802543/l/ea5530bf9db4cd73.jpg)
あらかじめ作りたいカレンダーの年月をB2セル、C2セルに入力しておく。ここではB2に「2005」、D2に「12」と入力。カレンダー左上隅のB5セルに、この欄の日付を求める計算式を入力
式の解説
B5 セルの式は?
![B5 セルの式 B5 セルの式](/img/2008/12/15/802544/l/fa727a3557d11f26.jpg)
【B5 セルの式】(1) 「シリアル値」は2005年12月1日。(2) 「種類」は日曜を「1」、土曜を「7」とする形式。(a) 2005年12月1日。(b) 12月1日の曜日番号から「1」を引く
カレンダーの左上のセルの日付を求める式。左上の日曜のひづけは、「1日の日付-1日の曜日番号から1を引いた数」で計算できる。1日の日付は、「DATE(B2,D2,1)」で求めている。
なお、WEEKDAY関数の2つ目の引数に指定した「1」は、日曜から土曜までを1~7で表すという意味。
(次ページ、「余分な日付を消すには条件付き書式を使う」に続く)
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