AV機能を強化した「IQ817jp」、ベタベタ指紋つけてベンチマークも取ってきました
おさわりパソコン、3代目HP TouchSmart PC速攻レビュー
2008年10月15日 14時00分更新
地デジ録画、BD再生ソフトはビギナーも安心の仕様
さて、それではいよいよ本題の「地デジ録画機能」と「BD映像ソフト再生機能」にフォーカスを当てる。
まずテレビ視聴用ソフトとしてはピクセラの「StationTV」を採用。基本機能に絞っている印象だが、EPGからの録画予約や繰り返し予約などは備えている。キーワード検索やAVC長時間録画など、細かい機能が不要だという人にはむしろシンプルで分かりやすい。また、地デジダブルチューナーを搭載しているため2番組同時録画もオーケーだ。
野球などスポーツ番組の延長による番組のズレを追っかけて録画する「時間追従録画」機能や「イベントリレー」機能を備えるなど、レコーダーとしては標準的な機能を備える。番組を録画しながら再生する「タイムシフト再生」もできるなど、基本的な機能はざっとおさえている印象だ。
また前述のとおり長時間録画機能こそついていないものの、HD画質で録画した番組をSD画質にダウンコンバートする機能がある(ただしビットレートなどの調整はできない)。約半分程度の容量にできるので、画質にこだわらない用途であれば重宝するだろう。
BD再生ソフトは「HP MediaSmart DVD」を使用する。インターフェースはこちらもシンプルで分かりやすく、難しいことを考えずに操作できる。メモリーは標準で4GBを搭載しているため、BD再生中のCPU使用率・メモリー使用量ともに非常に安定している。プレーヤーを縮小しておき、ウェブブラウジングしながらの視聴だって余裕だ。
こだわり派からしてみればややもの足りないところもあるかもしれないが、ただテレビを録りたい、BDが観たいというシンプルな要望であればストレートに答えられるだろう。