「P45」搭載マザーボード初のDDR3メモリ対応モデルとなる「P45 Diamond」がMSIから登場、明日14日から販売がスタートする。同時に同社初の「P43」マザー「P43 Neo-F」も店頭に並ぶ予定だ。
水冷も可能なDDR3メモリ対応の「P45 Diamond」
「P45 Diamond」は、South bridgeに「ICH10R」を採用するMSI製「P45」搭載マザー最上位モデルとなる製品。4本あるDDR3 DIMMがオーバークロックを含むDDR3-2000(OC)/1800(OC)/1600(OC)/1333/1066MHzに対応(最大8GB)するのが最大の特徴となる。
その他、目立ったポイントとして水冷化が可能なNorthbridge用チップセットクーラー「CIRCU-PIPE Liquid」を搭載し、付属品にも水冷用のチューブやチューブ径変換アダプター(6/8mmと6/10mm)、クランプなどが同梱。
電力消費量や効率などをリアルタイムでモニタができるDual CoreCenterの新機能「GreenPower Center」が使用可能となる「GreenPower Genie」やPCI Express x1インターフェイスの8chサウンドカード「Sound Blaster X-Fi Xtreme」が付属。省電力/高効率機能をつかさどるチップ「DrMOS」の採用などが挙げられる。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×2(CrossFire時はx8+x8)、PCI Express x1×2(うち1本は「Sound Blaster X-Fi Xtreme」用)、PCI×2。またオンボードインターフェイスには、デュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111C)やIEEE1394、Serial ATA II×8(RAID 0/1/5/10)、eSATA×2、ATA133×1などを搭載する。対応FSBはOCも含め1600(OC)/1333/1066/800MHz。価格はアークで3万6970円。同店を含め、明日から複数ショップで販売がスタートする予定だ。
「P43 Neo-F」
「P43 Neo-F」は、チップセットに「P43」+「ICH10」を採用するシンプルなATXマザーボード。主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(2.0)x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3。メモリスロットがDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667、最大16GBまで)という構成。
またオンボードインターフェイスには、ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111C)や、8chサウンド(Realtek/ALC888)、Serial ATA II×6、ATA133×1などを搭載する。価格はアークで1万2980円で、こちらも明日から販売される予定。