「COMPUTEX TAIPEI 2008」のFoxconnブースにて、液体窒素を使用したオーバークロック(以下、OC)デモ「Top Overclockers pushing the Limits」が行なわれた。
今回のOCデモを実施したのは日本からやってきたチームで、CPUには「Core 2 Extreme QX9770」(実クロック:3.2GHz)を使用して、限界に挑戦した。
デモ機のマザーボードには、Northbridgeの「X48」を4通りの方法で冷却できるハイエンドマザーとして以前紹介したFoxconn製「BLACKOPS」を使用し、Northbridgeも当然液体窒素にて冷却していた。OCの設定は、OS上からマウス操作で手軽にFSBや電圧などの調整が可能なツール「AEGIS PANEL」(マザーボードに同梱されている)を使用していた。
最終的に今回のデモでは「QX9770」のクロックは6136.7MHzにまで達した。参加したチームによれば「QX9770」を使用したOCとしては世界記録樹立となるそうだ。
液体窒素をCPUに接続された筒に注ぎ込むたびに、気化した白い煙が会場内に立ち込め、OCデモ中は多くの来場者の注目を集めていた。
OCの要! 液体窒素投入の瞬間
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