1983年に放送された異色のロボットアニメ「戦闘メカ ザブングル」に登場する主役機メカ「ウォーカー・ギャリア」が1/100スケールで登場した。同モデルといえば、他のウォーカーマシンのプラモデルは発売されるなか、ストーリー後半の主役メカであったのにもかかわらず発売が急遽中止になってしまい、1/100スケールのプラモデルではこれまで発売されたことのなかった幻のメカなのだ。つまり、当時ザブングルシリーズを組んでいたモデラーにとっては発売を四半世紀待ってついに出会うことのできた、捜し求めていた恋人のような存在といってもいいだろう。
ちなみに今回のモデルには、テレビ放映で実際にウォーカー・ギャリアが使用したロケットランチャーはもちろんのこと、設定上の武器でしかなかったマシンガン(ライフル)も付属している。もちろん、これらの武器はウォーカー・ギャリアに持たせることが可能で、間接の駆動領域も広く取られているので、武器を構えたポーズなどを取ることができるようだ。
ショップスタッフは「25年目ということで、節目の年に奥歯に詰まっていたものがようやく取れた感じなです。いまさら購入者が殺到するとは思えず、何でもっと早くに出してくれなかったのか疑問が残ります」と発売を喜ぶ反面で、売れ行きに対する複雑な心境を語っていた。
コードギアス 反乱のルルーシュからは1/35スケールの「紅蓮弐式」が登場。劇中で登場したとおり右腕部分は巨大なかぎ爪状が特徴的なプラモデルとなっていた。アソビットホビーシティで、素組み状態のサンプルが展示されていたが、ガンプラシリーズと違って作りこみが若干甘いように感じされた。逆に言えば、モデラー自身が手を加えられるということなので、組がいのあるモデルと言えるかもしれない。