MGシリーズの新モデルとして登場した「GAT-105E ルカス専用ストライクE」であるが、これは「ガンダムSEED」の公式外伝シリーズ「機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYSに登場する機体だ。ボディカラーは、IWSP装備時のVPS装甲色の変化した後のトリコロールカラーを採用しており、ルカス専用機ということで、試作兵器であるアナザートライアルストライカーのランチャーとソードも付属しているという。もちろん、デカール関係も充実。IWSP関連のものから、ルカス専用機をあらわすパーソナルマークのデカールも付属している。
実機の展示を行なっていたショップスタッフに話を聞いたところ「機体は1/100サイズだが、キャノンなどの補助兵装関連が巨大なため、専用のスタンドを使ってもポーズによってはバランスがうまく取れず、ポージングにも気をつけなければいけない」と語っていた。もちろん、MGシリーズの特徴である細部までの高い再現性は健在。素組するだけではなく、墨入れなど作りこみが楽しめそうな機体となっている。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズで登場したのは今回のMGだけではなく、HGシリーズでも2機種が発売となった。1つ目は、コーディネーターと同等の身体能力を持つ“ジスト・エルウェス”の専用機として改造が加えられたCGUE「ZGMF-515 XIST'S CGUE」。ボディカラーはザフト軍との誤認を避けるためにリペイントが施され、赤色となっているが、ベースとなっているは以前HGシリーズで発売された「MOBILE CGUE」となっている。基本的な稼動部分などの変更はなく、今回の変更点は先に挙げているボディカラーの違いだけのようだ。
2つ目の「TMF/A-802W2 ALEC'S KERBEROS BuCUE HOUND」も“スターゲイザー”シリーズのHGとして発売された「TMF/A802W2 KERBEROS BuCUE HOUND」のボディカラー違い。今回は発売されたモデルは、ボディカラーがホワイトとなっているので、オリジナルカラーリングを行ないたいという人には魅力的だろう。こちらも残念ながら、追加武装やギミックの追加は行われていない。
またHGシリーズとして、G3ガンダムとシャア専用のリックドムがセットになったパッケージも登場していた。因縁の二人の専用機体がセットになっているので、ジオラマなどを作成したい人は、このパッケージを購入すれば必要な機体が手に入るうれしいパッケージとなっている。