わたしが持っている外付けフラッシュはこんなの。
わたしがニコンの一眼レフを使ってる関係でニコン製品になっちゃったけど、もちろん各社から出ているし、サンパックブランドなどのサードパーティーもお手軽なバウンス可能な製品を出しており、安いモノなら1~2万円で購入できる。ちょっと高いモノだと、上だけじゃなくて横方向にも発光部が回転するので、横から光が当たる写真や、縦位置でも天井バウンス写真なんてのも撮れる。
室内だとどうしてもシャッタースピードが遅くなるので、動きを止めるのは難しいけれども、バウンス発光をうまく使えばそれもOK。
バウンス発光だと正面から撮っても目が光らない、というのもポイント。
真っ昼間でも、バウンス発光を補助光として使えば全体に柔らかく明るい写真になる。
これはFAX受信を興味深そうに眺める大五郎の図なんだけど、猫ってFAXとかプリンタとか気にするよね。昔はよく、送られたFAXをびりびりにやぶられたり、プリントアウト中の紙にちょっかいを出されてプリンタが紙詰まりを起こしたりされたもんです。
そんなわけで「内蔵フラッシュがあるからいいじゃん」ではなく、「内蔵フラッシュよりハイパワーで好きな方向に照射できる外付けフラッシュを使ってみよう、そしたら写真の幅が広がって面白いよ」って話でありました。
筆者紹介─荻窪圭
![著者近影 荻窪 著者近影 荻窪](/img/2019/01/21/1507426/l/858ecc15e0ba66f8.jpg)
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。
*次回は4月16日掲載予定
![](/img/blank.gif)
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