画面に表示された物体の“感触”を指に伝えることができるという、ユニークな3D入力デバイス「Novint Falcon」が登場、USER’S SIDE本店では現在デモが行われている。
なんとも表現しづらい形状のこの製品。ロボットのような風貌がなんともSFチックな雰囲気なのだが、実はUSB接続の3D入力デバイス。本体の球体部分から、コントローラー部分に延びた3本のアームと組み合わさって上下左右や前後に動くのだが、ユーザーはそのピンポン玉程度の大きさのコントローラー部分を指先で摘まむようにして操作する仕組みだ。
ユニークなのは形状だけではない。内蔵されたフォースフィードバック機能により、対象となる物体の形状や重量、サイズ、質感などをリアルに感じることができるというところ。もちろん、このコントローラーに対応しているのが前提となるが、製品には野球やゴルフ、卓球、ボウリング、バスケットのフリースローなどのゲームが付いるので、まずはそれらのゲームを楽しむことが可能。また、画面に表示された、様々な質感の球体をなぞって感触を感じられるというデモもある。
メーカーウェブサイトには動画も用意されているが、まずは百聞は一見にしかず。実際に店頭のデモで試してみれば、今までに体験したことのない斬新な感触に出会えるはずだ。なおUSER’S SIDE本店では、販売するとしたら約4万円程度になるとのこと。興味のある人はスタッフまで相談してみるとよいだろう。