AMDの未発表GPU「Radeon HD 2900 GT」を搭載したPCI Express x16対応ビデオカード「Radeon HD2900GT 256MB GDDR3 PCIE」がSapphireから登場、今日から販売がスタートした。
「Radeon HD 2900 GT」の公式な仕様が明らかでないために詳細は不明だが、Sapphireの製品情報によれば「Radeon HD 2900」シリーズの最下位モデルに位置付けられたGPUとなっている。ひとつ上の上位モデル「Radeon HD 2900 Pro」との主な違いはストリームプロセッサ数が320→240に、メモリインターフェイスが512bit→256bitとなるほか、最大メモリは512MB→256MBとなるところ。600MHz/1600MHzとなるコア/メモリクロックなど、その他の仕様については変らない。
製品は大型の2スロット仕様となるもので、従来の「Radeon HD 2900」シリーズと同じ。ただし外部電源コネクタは6ピン+8ピン→8ピンに変更されている(付属の電源ケーブルは6ピン仕様)。搭載メモリはDDR3 256MBでブラケット部の構成はDualDVI/TV-OUT(HDTV対応)。付属品として電源ケーブルやDVI-VGA変換アダプタ×2、DVI-HDMI変換アダプタ、Native CrossFire用のブリッジコネクタなどが同梱される。価格は高速電脳で2万5980円、T-ZONE.PC DIY SHOPで2万6800円、ツクモパソコン本店IIで2万7480円となっている。